■TT−01TYPE−Eを組み立てる■
その3
サスペンションの組み立て

いよいよ足回りの組み立てに突入しますよ。
走行性能を左右する部分なので、あせらず確実に組み立てましょう。
ポイントは各パーツの可動部分がスムーズに動くかです。
シャフトの回転部分はグリスアップを忘れずに。

最初はリヤアップライトの組み立てです。
ホイールアクスル、プラベアリングと3つのパーツで構成されています。
金属のシャフト部分(金属の棒の部分)は、
しっかりとグリスアップしてください。
ここは荷重のかかる部分なので、グリスがないと焼きついてしまいます。
サスペンションアームにアップライトを取り付けます。
同時にドライブシャフトとギヤボックスジョイントもセットします。
中央の棒状の備品がドライブシャフトです。
通称ドッグボーン、犬の骨です。なんとなく、ソレっぽいでしょ?
ドライブシャフトの金属のピン部分に、グリスを塗ります。
また先端の丸い部分も少しグリスを塗ります。
薄く塗るのがコツです。綿棒で全体にまんべんなく塗ります。
あまりこってり塗るとゴミが付着し、かえって磨耗するので注意。
写真の量くらいで十分です。
スクリューピン(プラスネジの部品)でアップライトを固定しました。
シャフトやサスペンションがスムーズに動くかチェックします。
最近のキットは各パーツが改良されており、
特に加工しなくてもスムーズに動いてくれます。
今度はフロントサスペンションを作ります。
サスアームボールが入る穴に、薄くグリスを塗ります。
綿棒を使うとラクチンですよ。
一箇所に米粒大くらいのグリス量です。
サスアームボールはCの字になってます。
右下に切り欠きがあるのが見えますか?
これを真下にして、サスアームへ押し込むと簡単に入ります。
こんな感じでグイッと押し込みます。
固くて平らな台の上で作業してください。
またタオルを敷くと、部品が飛んでも紛失しませんよ。
はい!
こんな感じで入りました。
最後はキングピンが取り付けできるように、ボールの向きを変えます。
穴の位置はこんな感じでOKです。
★間違えやすいポイント★
次はフロントデフをギヤケースにセットします。
デフの作り方はリヤ側とまったく同じですが、
軸受けベアリングの構成が違いますので写真を参考にしてください。
各パーツは説明図を参考にグリスアップします。
このあたりも負荷がかかりやすい部分なので、
しっかりとグリスアップしてくださいね。
このようにデフギヤを入れます。
作り方はリヤ側とそっくりです。
ギヤの向きを間違えないようにしてください。
回転方向が逆になるので、えらいことになります。
逆に入れても入っちゃうからこまったもんだ。
★間違えやすいポイント★
フロントサスアームです。
写真上側がフロント方向。
上のサスアームがアッパー、下がロワアームになります。
部品の向きや形を間違えないでくださいね。
これらが違っていると走りが変になりますよ。
後で修正するのも面倒なので、今のうちに十分チェックしておきましょう。
次はサスアームをギヤカバーと一緒に固定します。
3X15タッピングビスでギヤケースを締めたら、
サスアームがスムーズに動くかチェックしてくださいね。
あとはアンダーガードを取り付けます。
シャーシ側には3X10皿タッピングビス2本、
ギヤケース側には2X10タッピングビス3本で固定しますが、
整備を迅速にするため、中央1本だけでもOKです。
強度的にも問題ありません。

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