●裏技改造テクニック●
フロントワンウェイの装着
クイックなハンドリングと、旋回時のスピードアップを図るため、
フロントワンウェイの装着は欠かせません。
2003年1月現在、軟骨にはフロントワンウェイが市販されていませんが、
TB01用のパーツを流用して、軟骨にドッキングしてみました。
作業はとても簡単で、まったくの無加工、ボルトオンで装着できました。
ご存知かと思いますが、あらためてフロントワンウェイの構造を説明しますと、
名前の通り、このパーツは4WDの駆動伝達で、フロントの駆動を片方にしか伝えません。
パワーオンでは駆動を伝え、パワーオフではカットし、2WD状態になります。
このため、失速がないシャープなコーナリングを可能にし、
ツーリングカーを速く走らせるには不可欠なパーツとなっています。
ただしそのぶん、セッティングを合わせるのは難しかったり、
操縦がシビアになりすぎろことがあります。
ビギナーのかたには、あまりお勧めすることができない改造ですが、
腕に自信の上級ドライバーなら、その効果を体感してみる価値は十分あります。
軟骨の走りに更なる磨きをかける、禁断の(?)チューニングにトライしてみましょう。
用意したのはすべてタミヤ純正パーツ OP-507 TB01強化フロントワンウェイ(価格3800円)と、 OP-409 TB01ユニバーサルシャフト(価格2300円)です。 この他にTL01ユニバーサルや、 従来型4WDフロントワンウェイも使えますので、 すでに持っている人はそちらを利用してもOKです。 |
ノーマルの樹脂製ドッグボーンと、 TB01用ユニバーサルを並べてみました。 TB用は、アルミホイルハブも付属し、 しっかりとタイヤをホールドします。 ただホイルハブがスプラインで撮りつけるので、 タイヤを外すたびにハブとホイルが くっついてしまうのが難点かな・・・・ ただしユニバーサルジョイント部分のピンは、 Eリングで固定しているので、分解整備ができます。 しかし、このことで軟骨が「鉄骨」になってしまうのが、 少し寂しい。 |
TB01強化フロントワンウェイを装着してみました。 まったく、なんの問題も無く、ボルトオン装着です。 ジョイントカップには遊ばないように Oリングを入れるよう指示していますが、 トレッドの狭い軟骨には圧迫がきつく、 取りつけないことをお勧めします。 気になる方は、薄いシムを入れて対応しましょう。 |
さてこのワンウェイ、ベアリングがちょっと重いかな?
と思ったので、ワンウェイベアリングにオイルを注油し、
さらにデフを支持している1060フランジベアリングは脱脂して対応しました。
多少は慣らしが必要かと思いますので、
数パックほど走行させて、チェックしてみてはと思います。
ステアリングを切り込んでも、駆動系の作動はスムーズで、
パーツに互換性がることを確認できました。
軟骨の「鉄骨化計画」ぜひみなさんもお試しあれ。
*この改造はタミヤGPで認められていません。
レースに出場する場合は、ノーマルの状態に戻しておきましょう。
またサイトに掲載されている全ての改造における、いかなるトラブルも保証できません。
かならずご自身の責任の範ちゅうにおいて、行ってください。
作成2002,12,31
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