■TA04SS トヨタMR−S■

待望のTA04ショートホイールベースバージョン、
TA04SSは、前後サスアームデザインを変更し、
従来よりも10ミリ、ホイールベースを短縮しています。
ディメンジョン変更による影響は、たんにホイールベース短縮だけに留まらず、
アッカーマン、前後重量バランスまでに及びます。

このコーナーでは海王丸パークで、最適な走りができるよう、
サスペンションセッティングやシャシーの改造ポイントをご紹介します。

<ご注意>
このセッティングデーターは2002年7月現在のもので、
絶対の性能や結果を示すものでは有りません。
マシンの状態、路面状況、ドライバーの好みによって実際のものと違う場合があります。
実際にセッティングを出すときは、ご自身の責任の範疇においてお願いします。

写真はテストバージョンのTA04SSです。
FRP製メインシャシーや、
クイックチェンジホルダーなどメンテナンス性を向上し、
すばやくセットアップができるよう随所に工夫を施しています。
RC装置はもちろんアドスペックGT、
サーボはタミヤS3003、ESCはテスト用のZEROです。
センター駆動部分。
オプションのハードセンターシャフトは、
センターワンウェイ装備に必須のパーツです。
ワンウエイベアリングのカジりを防ぎ、確実に駆動を伝達します。
プーリーの目詰まりを防止するため、
ベルトにオイルスプレーは塗布していません。
テスト用にスパーギヤは
キンブローの48ピッチギヤを使用しました。
アルミ製スパーギヤハフは04Mギヤ使用には絶対装備しましょう。
ただし06Mでの効果はほとんどありません。
TA03用の長いドッグボーンを使い作動角を減少。
TA04SSならではのフリクションロスを軽減しています。
少し多めにアンチウエアグリスを塗布して耐久性を向上。
一日走行おきにクリーニング&グリスアップします。
リヤトーインは、路面状況によって変更しますが
アンダーステア傾向ならノーマル、
リヤが流れるようであればトーインを付けます。
アッパーアームの着脱を考えてカーボンダンパーステーを装備。
ダンパー取りつけは内側から二番目に固定。
スプリングはレッド〜ブルーを好みに応じて変更します。
固めのほうが落ち着くようですね。
オイルは前後#400、リバウンドは3〜5ミリくらいです。
リヤボールデフのスラストベアリングには
セラミックグリスをたっぷり塗布し、スムーズに作動します。
ギヤデフもなかなか好感触。直進性が若干アップします。
駆動ロス軽減に1510ベアリングのチェックは抜かりなく。
2ベルト駆動効率向上のカナメになるでしょう。
気合のフロントバンパーレス仕様。バンパーの有無も
セッティングポイントのひとつと考えて良いでしょう。
取りつけると曲がる傾向に、外すと安定傾向になります。
ダンパー取りつけ位置は珍しく内側に設定。
こうすることで初期レスポンスをマイルドにでき、操縦しやすくなりました。
スプリングはレッド、ブルーでセットを出していきます。
リバウンドは2〜3ミリくらいあると良いでしょう。
スプリングはバラツキがあるので、左右で揃えておくのがポイント。
Cハブはノーマルでは直進安定性が向上し、
レーシングタイプはよく曲がります。
これらはマシンが置かれている状況を踏まえて、好みで選びましょう。
ワタクシはセッティングをすばやく行えるよう、
前後のハブキャリアはユニット交換できるようにしています。
リヤにはドッグボーンを使用しているのはそのためです。
前後ハブキャリアは路面状況や好みによって
一概にどれがベストというわけではありません。
オプション、ノーマルといったことにとらわれず、
理想的なアイテムを選びます。
ちなみにアッカーマンは、外側にすると初期マイルド。
内側にすると初期反応がクイックになります。
コーナー後半はどちらも似たような感じ・・・
タイヤはやはりBタイヤが欲しいところ。
グリップの高さはタミヤナンバーワンでしょう。
しかし、予想を反してB2もなかなかのグリップを発揮することが判明。
Bが入手困難なことを考えると、こちらも選択肢に入れても良いのかな?
インナーはハードの使用率が高いですね。
これは耐久性の高さと転がり抵抗の少なさがいいようです。
ソフトもいい、というドライバーもいて、こちらの良さは
ギャップ走行性と、スリッピリーな場合の安定感でしょう。
超高温域に熱ダレする場合はナローBタイヤで攻略。
インナーフォームをチョイスして
ギャップ走行性とクイックレスポンスをGETします。
テスト車両に搭載したクイックチェンジホルダー。
昨年、ワールドチャンピオン決定戦で耐久制覇の秘密パーツです。
これらもテストデーター採取で、いい仕事をしてくれます。
M01用のクイックチェンジホルダーに、
TA03FーPRO用バッテリーホルダー部品を組み合わせます。
すでにモデナを超えたと大絶賛のMR−Sボディ。
フロントのシャープなエッジでフロントはグイグイ曲がり、
大型のラウンドタイプウイングでリヤトラクションアップ。
ガーニーフラップを装備して、強烈なダウンフォースを発揮します。
タイトコーナーはもちろん、スリップリーな路面でも威力を発揮しそうです。
大きく膨らんだフェンダーは、2オフセットホイルでもタイヤ干渉はなし。
ノーズが短いので、フロントボディマウントは標準タイプがマッチ。
キーエンスZEROユーザーの方へ。
今年の海王丸タミグラセットを作りました。参考にしてみてください。
ニュートラル幅 3%
最少ドライブパワー20%
最少ブレーキパワー15%
ニュートラフブレーキ0%
エンジンブレーキOFF
ドライブ周波数2.0kHz
ブレーキ周波数2.0kHz
ニュートラルブレーキ周波数2.0kHz
パワーリミット100%

作成2002.7.2

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