■原篤志選手のHPI・RS4PRO3■

現在、RCプロレーシングドライバーとして、
世界で大活躍しているHPIレーシング、原篤志選手の愛車、
HPI・RS4PRO3を紹介します。

このマシンは平成14年度、
JMRCA全日本選手権に出場しているワークスカーです。
センターバッテリー搭載と、斬新なデザインが特徴のPRO3ですが、
カーボン製ダブルデッキでさらなるチューニングを加えました。
自身がプロディースする「アツシ・ハラ」バージョンへと変身しているのです。
おなじみのパープルアルマイトカラーを随所にちりばめて、
カーボンパーツで引き締めています。
今年の全日本選手権に合わせ、見えないところで改良を加えているのです。
さそく原選手の愛車、RS4PRO3の秘密に迫ってみましょう。

なお、今回はより鮮明な画像でご覧いただけるよう、
若干画像データが重くなっています。
アナログ回線でご覧の方には不都合をおかけしますが、
マシンの速さの秘密を、ぜひご自身でもお確かめください。



ノーマルを基本としながら、細部の煮詰めでポテンシャルをアップ!

こちらが原選手のHPI・PRO3です。
ノーマルと大きく異なるのは、
やはりカーボン製ダブルデッキでしょうか。
これらはホットボディーズブランドで、
好評発売中のカスタムパーツです。
また原篤志スペシャルとして、
キットでも生産されているのです。
カラーリングも若干変更が加えられ、
パープルのグラデーションを入れています。
フロント周り。
今回のレースで新たに投入したニューパーツは
フロントワンウェイです。
詳細は不明ですが、
より容量や信頼性がアップしたのでしょうか・・・
アクセントのアルミパーツが光ります。
フロントアッパーアームには、
サスジオメトリーを変更する
アルミスペーサーがたくさん重ねられています。
これらも一里野攻略の秘策なのでしょう。
タイヤトレッド表面も、
非常にバランス良く磨耗していました。
グリップを最大限引き出しているのが
理解できますね。
スパーギヤはデルリン製の高精度タイプ。
このスパーギヤは、先に行われた
12分の1レーシング全日本でも
採用されていましたね。
リヤーバルクヘッドに面影を残す
ノーマルプラパーツ。
リヤトーインは従来の2度からコンマ5度増やした、
新設計のアルミサスマウントを投入しています。
ややスリッピーな路面状態だった対策かな?
ダンパーステーもカーボン製です。
とにかくストレートのトップスピードが
ピカイチだったオリオンモーター。
ワタクシはちょうどバックストレートで観戦していましたが、
高速コーナーから立ちあがっての
猛烈な加速力は見ごたえがありました。
バッテリーもパワーが長時間
持続しているのにはオドロキです。
トップドライバーのなかでも
22秒に時折入るのがやっとでしたが、
原選手はアベレージで22秒台だったのです。
いかに圧倒的な速さだったかが理解できるでしょう。
LRP製スピードコントローラーの上に搭載された
巨大なキャパシター。
フロントドライブプーリーには
ベルトテンショナーを装備しています。
アンテナがかなりタイトな場所に搭載されていますね〜
これでも電波ノイズを拾わないからスゴイ。
あれ?受信機がよ〜く見ると
カーボンパターンになってるような・・・
こちらがシャシー裏面です。
普通のツーリングカーと比較して、
幅が狭くなっていることに注目。
ロールしてもシャシーサイドを擦りにくいので、
そのぶん、車高を低くすることが可能になりました。
ツーリングカーにとって低重化は、
走行性能を大きく左右するポイント。
バッテリー搭載位置もセンターにあるため、
非常に運動性能が優れているのです。
これがRS4PRO3が、
他のマシンにないメリットと言えるでしょう。
ホットボディーズ製の
ダッジストラトス2001バージョン。
このボディの走行特性はどんなものでしょうか?
また後日聞いてみましょう。
これはまだ未発売の試作品ウイング。
写真ではわかりにくいのですが、
いかにもワンオフって感じがします。
ウイング中央部分を盛り上げて、
ドラッグ発生の減少、ダウンフォースアップを両立。
ボディに付属するウイングよりも、厚手の素材を使い
全体的な作りがしっかりとしています。

作成2002.9.21


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