■マイクロカスタムマシン登場■

クロスランドインドアサーキットで活躍する
北口さんのマイクロRS4です。

左右のステアリング特性を更に進化させ、
サーボをセンターに倒立マウント。
左右独立したタイロッドを装備したことで
アッカーマンを変更し、
さらなるクイックなハンドリングに仕立て上げています。

シャシーは140ミリのホイールベースとして
ダッジストラトスボディをチョイス。
走りに拘ったチューニングを随所に施し
このサーキットの最速マイクロRS4として君臨しています。

マシンの改造のポイントや
走行特性についてリポートしてみました。




■随所にコダワリを見せるシャシーチューニング■

全体的にスッキリとしたまとまりをみせる
北口氏のマイクロRS4。
モーターはあえてストックの180モーターを
使用したがこれはピックアップの良さと
転がり抵抗の少なさを重視した結果。
クロスランドサーキットでの相性も抜群だ。
バッテリーは5セル600mAhと
6セル360mAhを使い分けるがどちらとも
パワー感にそれほど差がないという。
最大のチューニングポイントが
サーボのセンターマウント化。
シンメトリーなステアリング特性に
大きく貢献している。
サーボセイバーはキンブロー製を使用し、
理想的なアッカーマンを追求。
左右の独立したタイロッドが特徴。
サーボステーを自作し、取りつけ面積を拡大。
シャシーとは両面テープで固定され、
多少のクラッシュでもビクともしない。
アルミ製のマウントポストはDTMからの流用だ。
アッパーデッキに搭載されるメカ類。
配線関係は限りなくシンプルにまとめられ
スっきりとした印象を受ける。
ESCはKO製で万一のアクシデントでも安心な
リバース機能付きだ。
ユニバーサルシャフトは樹脂製が破損したため
イーグルの金属製ユニバーサルに交換。
耐クラッシュ性は大幅に向上した。
タイヤはリヤにカーペット用をチョイスして
抜群のグリップ力を披露してくれた。




■ベストハンドリングの走行特性■

ボディは空力特性を優先し
ダッジストラトスボディをチョイス。
このサイズではあるが空力による影響は大きく、
けしてあなどれない。
クイックなハンドリングでありながら
なおかつ巻かない走行性は
レースでも優位に展開できるだろう。
ショートホイールベースとあいまって
ハンドリングマシンと言える。
走りはまさにオンザレール感覚。
セットがうまく出たツーリングカーのような
動きをする。
これが同じマイクロRS4なのかと疑うほど
ハイレベルな仕上がりとなっている。
まさにクロスランド最速を誇るだけはある。

各コーナーを思い通りにライントレースしてくれる。
カーペットにマッチさせるよう
細部のセットにはトライ&エラーの繰り返しで
ここまで煮詰めることが出来た。
センターマウントのサーボの効果もさることながら、
実はこうした地道な努力の積み重ねが
現在の走りを支えている秘密である。

2002.2.8作成

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