■マイクロRS4 走行インプレッション■

完成したマイクロRS4をいよいよテスト走行。
この新生ミニRCの走行インプレッションをお届けします。

マシンは限定発売のオプションパーツ付きキット。
もちろんマイクロパワーモーターとマイクロバッテリーパックを使用します。

マシンはすべてがキット標準仕様。タイヤすらノーマルな状態です。
ピニオンギヤはキット最少の9枚を選択しました。
この状態でさっそくコースイン。
タイヤのグリップがはじめはイマイチでしたが馴染んでくるとだんだんとグリップが向上し、
走りも思い通りになってきます。
しかしリヤサスのバタツキが気になったので一度リヤダンパーをそっくり外してみます。
するとバタツキはやや収まり、タイトターンの動きもクイックになり大成功。
ただしマシンの状態によっては、ダンパーは付いていたほうがバタつかないとの話もあるようです。
シャシーのデザインもピッチング方向に関してはしなやかな動きを見せるものの
ロール方向の動きが固く、おそらくこれがなんらかの原因に関与しているものと思われます。

また基本コンセプトとして、屋外コースも走れるように
車高がやや高め(5mm)にセッティングされているので
カーペットコースではやや腰高な感じを受けました。
今後は前後ギヤケース下にスペーサーをかませてローダウンしようかと計画しています。

キット付属のタイヤについて、クロスランドのカーペットコースでは
グリップするまでにしばらく時間が(5〜6周くらい)かかります。
しかし、ノーマルといえど走りはとにかく楽しいです。自然な走行フィーリングで、グリップもまずまず。
現在はカーペット専用タイヤがオプションでリリースされていますのでそちらを利用するといいでしょう。
地元フリークに聞いた話では、カーペットはタイヤの温まりがノーマルより早く、
しかもクイックな走りになるそうです。

この小さなサイズですがボディでも空力特性は大きく変わります。
走りを重視するならやっぱりダッジストラトスはお勧め。
スカイラインはロールが大きいのとリヤのバタツキが気になりますが、
マイクロRS4のキャラクターとして、スケール感あるボディで楽しみたいですね。

シャシーディティール編でもお伝えしましたがマイクロRS4はホイールオフセットが変えられ、
工具ナシで簡単にトレッド調整が可能です。これをいかして走行特性の変化をテストしてみました。
その結果、トレッドは前後とも広げるとマイルドな動きになることがわかりました。
ワタクシのテストでは前後ともナローのほうがキビキビしていて好みです。
ただリヤトレッドの拡大でマイルドになったのはデフの動きがイマイチ重かったのが原因かもしれません。

その後のテストでHPI純正のボールデフなら、
手確認で滑っていても実際の走行ではすべることなく走行可能であることが分かり、
コーナーでの旋回性も向上、安定性も高めつつ、リヤトレッド拡大の効果が得られました。
イーグルのボールデフはクロスランドで使用するには滑るようです。(こんな表現でごめんなさい)




マイクロRS4の走りはまさにツーリングカーそのもの、といった感じです。
これならオフシーズンの練習に最適ではないでしょうか。

スケール感はなかなかです。
スカイラインR34GT−Rの走りは
ほかに比較するものがないので判断できません。
一度走り比べしてみたいなぁ。
このほかにもポルシェターボ、バイパー、
BMW、コルベットなどがあります。
走りはまさにツーリングカーそのもの。
ほとんどがダイレクトドライブの走りを踏襲するなか
ミニマムサイズでは異例だと思われます。
まさにオフシーズンの練習に最適。
オプションなどのパーツが高価で
費用がかかるのではと思われているようですが
実はそうではないようです。
ワタクシはキット以外にかけた費用といえば・・・
0円ですね〜。
タイヤは始めはグリップしないので注意!
温まってくると本領を発揮してきます。
グリップさえしてしまえば走りは軽快。
マイクロの楽しさを思う存分満喫できます。
2002.1.28作成
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