■マイクロRS4 組み立て編■

小さなサイズに本格メカニズムを凝縮。
いま大ブレイク中のミニマムサイズツーリングカー、
マイクロRS4を徹底リポートします。
まずは組み立てについていくつか感じたこと、
ちょっとしたコツやポイントなどをご紹介します。



■まずは必要な物を準備■

今回組み立てたキットは
スカイラインGT−R。
数点のオプションパーツを装備した
限定モデルです。
キットの内容すべてです。
モーター、ボディ、タイヤ、
マスキングステッカーなども付属した
コンプリートキット。ホイルは3台分ついてます。
ノーマルキットにオプションの部品を追加しただけなので
余分にノーマルのモーター、ギヤデフ、電池ボックス、
樹脂製ユニバはそのまま付いています。
HPIカタログのオマケ付き。
これがオプションの内容です。
ボールデフ、
ユニバーサル、
マイクロパワーモーター
スペアブラシ、
バッテリーパック6V/600mAh
以上5点総額10400円の部品が
含まれたお買い得な内容。
用意するプロポセットです。
念のためミニサーボを使いましたが
一般的なサイズでも問題無く搭載できます。
ミニカー用ESCももちろんOKですが
一般的なESC、
タミヤコネクター&ギボシ端子でも、
アダプターがキットに付属しているので
簡単に配線できます。
使用する工具類です。
ラジオペンチ、プライヤー、
ニッパー、ピンセット、カッター、ドライバー+−、
ドリル、リーマー、マスキングテープなど。
プラスドライバーは2ミリビスなどに使う
Mサイズが適当です。
このほか瞬間接着剤やスプレーカラーも忘れずに。




■マニュアルを良く読み、じっくり組み立て■

まずはマニュアルを熟知することから
始めて行きます。
特にホイールベースによって
組み立て方が違うのでその点に注意。
また部品の上下左右もありますので
チェックしておきましょう。
このキットは部品点数も多いので
小部屋に分かれたパーツケースに
小物パーツ類をすべて入れてしまうのが
早く仕上げるコツです。
マニュアルはノーマルキット用なので
このオプション付きモデルは
オプションパーツごとに袋分けしている
組み立て説明書を見ながら作業します。
ニッカドバッテリーは専用のホルダーを
両面テープで直接固定します。
取りつけ位置は
かならず写真の位置になるように
組み立てるのがポイント。
位置が違うとベルトとバッテリーが
干渉します。
サーボはセンター出しを正確にするため
専用の治具がキットに付属します。
これを使えば
誰にでも正確に位置決めできます。
なかなか便利なアイデアです。
フロントバルクヘッドは
シャシーに凹凸モールドを合わせるため、
きちんと合わせないと
ズレてしまいます。
シャシーと隙間無くキッチリと合うよう
確かめておきましょう。
完成したリヤ周り。
ホイールベースによって
モーターマウントの位置が違うので
穴位置を間違えないように注意。

少し駆動が重い感じがしますが
慣らし運転で直るでしょう。
モーターの端子は上にくるように
モーターのネジ位置を決めます。
(モーター取りつけは90度づつ
位置が変えれます)
フロントアッパーとキングピンは
ボールコネクトになっていますが
ラジオペンチではまっすぐに
はさむことが出来ません。
ウォーターポンププライヤーを
使用することをお勧めします。
写真はダイソー製の工具で
もちろん100円です。(笑
特殊な形状のインナースポンジは
プレカット済みのウレタンパットを
ひとつずつホイルに貼ります。
フロントとリヤでは貼り位置が違うので
説明書を良く読んで
位置に間違いがないか、
チェックを忘れないようにしましょう。
これはウイングステーです。
なんと角度が3段階調節式で選べます。
なかなか凝ったデザインですよ。

■組み立てポイント抜粋■
組み立て説明書はスタンダードキットのものが共通で使われているので
オプション付き限定モデルなどはオプションパーツと同封されている
パーツごとの組み立て説明書と確認しながら作業を進めます。
各パーツはメーカーの品番で呼ばれているので
説明書横にある写真と確認しながら確かめておきましょう。

シャシーは皿ビス加工が浅いので
自分でビスの頭と追合うように
皿加工しなおすといいでしょう。
リヤホイルハブ左側はイモネジで固定しますが
ロックナットで締め込んでいくとハブの位置がズレ、
ベアリングとアクスルのクリアランスを圧迫することがあります。
アソビを適度に残してロックナットを締めこみましょう。

説明書に出てくるホイールベースマークは見逃さないようにしてください。
組み立て前にペンでチェックすると忘れないと思います。
パーツはAバック、Bバックと分かれていますが
一度に小皿等に開けてしまうほうが作業はスムーズです。
小さいビスは微妙に形状が異なっています。
違うビスを組込んでしまうと、マシンは期待通りの走りができません。
かならず写真を参考にして正しいビスを選んでください。

足回りなどの部品は、非常に繊細に出来ています。
組み立て中に破損しないよう、慎重に作業しましょう。
特にナックルとアッパーアムの固定は、
プライヤーをまっすぐ当てて、ピロボールを折ってしまわないように注意です。

コンパクトなマイクロRS4はメカ搭載もしっかりと。
RCメカ搭載の前に、ボディとメカが干渉しないか
事前に位置を確認するのがポイントです。
サーボだけ搭載してしまえば、受信機とESCは後からでも出来ます。
モーターやバッテリーコネクターは、ESCにはんだ付けし、
極力配線は短くシンプルにまとめるのが基本。
しかしお手軽派には付属の変換コネクターを使いたいはず。
その場合はサスペンションや駆動部分のさまたげにならないよう、
ナイロンバンドやテープなどで綺麗にまとめておきましょう。

作成2002.1.20

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