2001タミヤグランプリで戦ったM03ミニクーパーレーシング


2001タミヤグランプリ富山大会と新潟大会で使用したM03です。
シャシーはBbのキットに使用されているブラックのモールドカラーで、
なかなかシックにまとまって気に入っています。
このシャシーは店頭にはならんでいませんが
タミヤカスタマーサービスで直接注文すると入手できます。
ドレスアップ以外にも強度アップも望める、
一石二鳥のアイテムではないでしょうか。
戦績のほうは2大会ともポールポジションを獲得することができました。
しかし決勝はキャンセルで参加しませんでしたが、、、。
長年このシャシーを使用しているので
いろんなノウハウをこのマシンには投入しています。
コンセプトはやはりレースで勝てるマシン、コレにつきます。
また操縦していてワクワクするようなステアリングテイスト、
レーシングマシンでありながら、バッテリーを充電するだけで
難しいセッティングなしでもすぐに高性能が発揮できるように
日ごろからメンテナンスや調整を行っています。



フロントまわりはユニバーサルシャフト、ボールデフ、
CVAダンパースーパーミニ、ステンレスサスシャフト、
カーボン中空ギヤシャフト、軽量キングピン、
TGX用4点支持アルミサーボステー、5mmボールコネクターなど
オプションパーツで固めています。
もちろんこれらもただ付ければ良い....というものでなく、
すべてにおいて必要不可欠と判断したからです。
ユニバーサルは不意のクラッシュでもドライブシャフトが脱落せず、
なおかつ駆動を痛めないすぐれたアイテムです。
タミヤ製が望ましいですがイーグル製でも十分な耐久性がありました。
ボールデフはFFにはなくてはならないパーツです。
コーナリング時のトラクション抜けを抑え、立ちあがり加速がアップ。
またストレートでのフラ付きにくく安定したハンドリングが得られます。
ただし作動はつねにスムーズに作動するようにこころがけるのがポイント。
タングステンカーバイトデフボールは高価ですが
長期間スムーズさを維持し、その価値は十分にあります。
CVAダンパーはお約束の選択。
ローフリクションはボトムストロークが確保できず、イマイチ。
(ただし夏場はローフリのほうが良いみたいです。)
オイルは前後900ですがフロントについては柔らかくするとオーバーステア傾向に、
柔らかくするとアンダーステア傾向になります。(リヤはほとんどかわりません)
リバウンドは多めにとることがポイント。(5mm以上は必要)
リバウンドがないとコーナーでトラクションが抜けます。
スプリングはショートタイプスプリングにキマリ。
ハードにするとアンダー、ソフトにするとオーバーステア傾向です。
ステンレスサスシャフトはバルク側を瞬間接着剤で固定、
サスアームをリーマー仕上げでガタがなくスムーズなサス作動に仕上げています。
またタミヤGPでは使用できませんが、
アッパーアームにはTL用の調整式アッパーを使用しました。
これにより車高を下げてもキャンバーを適切な角度にセットでき、
トラクションアップとタイヤの寿命が向上しました。
またタミヤGP以外なら、トビークラフトの超速ギヤを使用。
スポーツチューンまでなら理想的な加速とストレートの伸びを発揮します。




リヤまわりはTG10アルミリやアップライト、
スタビライザー、などを装備しています。
リヤスタビライザーはハードを使用し、もっともクイックなハンドリングに仕上げています。
リヤトーインでもクルマの走行特性はガラリと変わります。
一番クイックなのがノーマルで、アルミアップライト、
トーイン付きアップライトの順に安定方向にセットできます。
コースや好みによりますが基本的にトーインは必要と考えて良いでしょう。
スタビライザーのホルダーはTL軽量シャシーセットに付属しているFRP製で
リヤ周りを軽量化し、マスを集中化。さらなるクイックなハンドリングを獲得します。



ESCはシャシーのセンター部分をくりぬいて搭載しています。
裏からグラステープで簡単に固定するだけでOK。
コンパクトなタイプしかこのような搭載は出来ませんが
最近はほとんどのメーカーで小型化が進んでいるので問題はないでしょう。
フロント荷重が増えることで、回頭性がアップします。


バッテリークイックチェンジホルダーはお勧めのアイテム。
一度使うとその便利さはやめられません。
ワタクシはレース期間中でも使っていました。
なぜなら大会当日はツーリングカーにもダブルエントリーしていたので
整備する時間を少しでも短縮したかったからです。
サーボの下にはTA04の部品を利用した
トランスポンダーステーも装備しています。

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