■海王丸転部第一回部活動報告■
第1章
そこは道じゃない

いよいよ活動をスタートした海王丸転部のメンバーたち。
今回集結したのは、富山県内にあるとあるRCサーキット。
来るべき来年度の全日本選手権に向けて、部員の表情はやる気マンマンだ。

サーキットではすでに海王丸転部のミーティングがあることを聞きつけたフリークが多数集結。
決してたまたまサーキットに練習にきたわけではない。
ましてやタミヤワーチャン戦の準備の為に来ていたわけではないのだ。
(当社の調査による)


「カツカツでいくよ」
「オッス!カツカツ!」


円陣を組んで、部員の士気は高まった。
そう、海王丸転部のメインテーマ、それは「カツカツ」
さっそくコースインして感触をたしかめる。
今回、マシンを持ち込んだのは4人、BひでがアソシB3と京商レーザーの2台体勢。
さとるはアソシB3、彼は2WDクラスに絞るつもりだ。いい感じのカツカツぶり。
あとから来た新部員、うえりんも加入して、さらにヒートアップ。
彼は部活終了後、そのまま風インドアサーキットでツーリングカーを走行したタフガイだ。
その日の夜9時に寝たワタクシとはえらい違いである。
そして、ワタクシは2台体勢!
4WDはトップフォースエボリューション、
そして2WDは・・・・・・・・








ワイルドウイリー2!


オッス!カツカツ!!




Bひで、さとるのアソシB3も、すでにランデブー、ビビデバビデブー、リビルダブルストック、走行中。

そしてワタクシはトップフォースエボでコースインを開始する。
数周はかるく様子を見ておとなしく走行するが、2周目から全開走行。

TRFにチューンしてもらった豪華絢爛アルミ削り出しだらけのモーターがけたたましく加速する!
一気にジャンプ台へと突入するトップフォースエボリューション。
「おお〜!」その瞬間、トップフォースエボリューション(めんどっちいので以下エボ)は、
宙に舞った。



ぼこ


あえなくジャンプしっぱい、マシンはノーズを地面に突き刺し、なにか部品がポロっと取れた。

「・・・・・・・う・・・・・・・」

いきなり出鼻をくじかれてしまった。
すっかり意気消沈のワタクシ。

「部長、しっかりしてください」
部員にはげまされ、はっと我に返るワタクシ。

「カツカツで行くよ」
「オッス!カツカツ!!」



ワタクシのマシンは、前日ジャスコ高岡のオープンで、
新しいハムスターハウス購入にすっかり舞いあがって、まったく整備が手付かず。
しかも部活動当日、寝坊寸前の状況で、あわててメカを載せたり、配線を済ませたりした。
そんな感じで突貫工事だったわけだが、そんな状態でうまく走るはずがない。
ともあれ果敢にもジャンプにチャレンジする。
今度はバッテリーもフル充電直後。パワーはまずまずの感じだ。
そして操縦台手前の小さな2連ジャンプに成功!
これに気を良くして次の大きなジャンプへ・・・
しかしマシンは傾き、コース脇フェンスに股間を強打!
あイタタ・・・
さらにはラインどりを誤って、コース隅のホコリに足を取られ、へんなエスケープゾーンに突入。
そこは道じゃないよ〜(泣
マシンは少しずつ不具合がひどくなりますます操縦環境は悪化の一途をたどっている。
この後は、結局だましだまし走行して、オフロード走行の感触を確かめていたが、
最後に貴重なトップフォースエボリューション(あ!略すの忘れた)のユニバーサルシャフトを折ってしまった。


飽き・挫折

どこかで聞いたようなフレーズが、あたまをよぎる。

でもって本命2WDクラス、ワイルドウイリー2で、niCのM03ラリーと珍走行。

niC「サトちゃん、無理してない?バギーなんかやめてM03で遊ぼうよ〜」
「・・・・・・・・・う・・・・・・・・・・・」

先行き不安のワタクシのバギー初走行は、まったくこの先が見えない、真っ暗闇の中で走っていた。


しかし、他の部員はかなり好調な仕上がり。
やっぱりアソシはいいね〜。
タイヤも固い路面にマッチした、ホールショットタイヤを使用しているのでダッシュ力が違う。
2WDといっても、すさまじい加速力でマシンが前に進んでいくのだ。
短い助走区間でもキッチリとジャンプをこなすあたり、やはり最新仕様のバギーでないと、
現代の起伏の激しいオフサーキットを攻略できないのだ。
ワタクシの持っているトップフォースエボリューション(あ〜また略すの忘れた)は基本設計が古く、
フラットダート走行を前提に設計されたマシン。
キットが発売された当時、オフロードレースといってもレースはフラットな路面が主流だった。
しかし90年代中盤から欧米風の、起伏が激しいジャンプやギャップのあるコースへと、日本も変化していったのだ。
今回、部活動第一回のコースももちろん今風のジャンプありギャップアリのコースなので、
こういった路面に苦戦していた。
まあその前に、オフを走るテクが不充分なんだけど・・・・・
てなわけでワタクシのオフ初走行はこれにて終了。
自宅に戻り、マシントラブルの原因を追求する。
今回、マシンに関することの反省点は以下の通り。

配線関係がヤワなので、今後はモーターコネクター直結、ESCをZEROに交換、バッテリーをヨーロピアンコネクターに変更。
また配線は、もっと太い12GAワイヤーに交換する。
モーターパワーが今1歩。次回からはスーパーモディファイ11Tに変更する。
バッテリーはとりあえず既存のパックバッテリーを使う。
駆動系のメンテナンス。
デフがガリガリだったので、早急にTA03ボールデフに交換。ユニバーサルはアトラス製を使用。
ギヤ関係もかなり磨耗していたので、すべて新品に交換する。
ベアリングは脱脂後、コーティング。
プロペラシャフトはTGX用ステンレス製に交換する。
ダンパー作動がずべて渋かったので、ピストンロッド・Oリングの交換。
プラパーツのヤレ、特にリやギヤケースは要交換。
サーボはもう少しハイグレードなものと交換する。(S148はちょっとキツかったかも)
リヤウイングが損傷していたので、樹脂製の丈夫なものに交換。
ハイグリップタイヤに交換する。ホイールは幅などが少し合わないので京商製にする。

と、いったところかな。
次回走行に向けて、準備を徐々に進めていこう。



■部活動アルバム■

ユニット化されたバッテリーマネージメントシステム。
下の段のスイッチで各種機能を作動させる。
安定化電源、放電器、充電器、タイマー、
デスクスタンド、冷却ファンなどがある。
まさに充電器カツカツ
こちらはほぼ新車のB3.
フロントのアッパーデッキを折ってしまった。
早めに撤収したはっしーのマシン。
タミヤコネクター、ギボシ端子。
カツカツいってるよ。
(っていうか、いっぱいいっぱいって感じ。
クリスタルキング。
バンド交換ならなんでも言ってくれ。
クリスタルもカツカツ。
茶色いクリスタルってトイラジ用??
トップフォースに京商ホイルを履いてみた。
なかなか今風でカッコイイかも。
ただ車体最大幅が広くなってしまうので、
トッレッドをナロー化するための
かなり改造が必要なのだ。
Bひで、さとるが転部の未来について語る。
これからの部活動の方針、
そして全日本へのチャレンジ。
真っ暗闇の中から、
一筋の光が射してきたようだ。


■更に新企画 海王丸土建■
海王丸土建はオフロードサーキットを建設します。

今回の部活動で感じたのは、
もっとバギー走行をエンジョイしようではないか!ということ。
もっと気軽に、オフロードの練習ができないものかと検討した結果・・・

よし、我々でオフロードサーキットを作ろう!ということになった。
もちろん、ジャンプなど本格的な練習ができるコースを作り、
来るべき全日本に備えてトレーニングを行うのだ。
すでに部員は各地を調査し、サーキット設営に最適な環境を探している。
果たしてコース設営は実現するのか??
今後の海王丸土建の動きに要注目だ!

作成2002.9.17

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