■上越MCサーキットミニ8レース■

新潟県は上越市にあるMCサーキットにプチ遠征に行ってきました。
一緒にいったメンバーはタミヤ耐久選手権でも一緒に走った更田くんと
筋肉質なラジコン好き、ラガーメンの3人です。
ここのサーキットはとにかく初心者優遇!が進んでいて
ビギナーが安心してRCを楽しめる環境が整っています。
特に速いマシンやドライバーに対してはハンディキャップをつけるなど
ユニークな方法を採用して、接近したレースを演出しています。
初めて上越の大会に参加しましたがとにかくみなさんパワフル!
独自のRC文化があって、アットホームな雰囲気がいいですね。

●グリップの高いテクニカルレイアウトのコース●


サーキットはグリップが高く、なおかつマシンが自然なフィーリングで走行します。
これならビギナーがいきなりきても満足な走りができそうです。
噂ではコースは狭いよ!と聞きましたが、体感的にはそう感じることはなく、
むしろ540クラスやミニにはちょうど良い、といったところでしょうか。
インフィールドは角材で仕切られていますが、
クリップにはパイロンが置かれ、マシンのダメージは皆無。
トランスポンダは新型の物が使われていました。

当日は路面にうっすら雪が積もる気候でしたが
外壁は断熱材が入っており、会場はストーブ1個で十分あたたかかったです。




●操縦台は結構高い●


操縦台はサーキットに比較してやや高い位置にあります。
マシンはほとんど見下げるようにコントロールすることになります。
操縦台の後ろ側には少しスペースがあり、
遅刻気味で来た我々のピットスペースになりました。
またこの下はトイレや大会本部席などがあります。




●上越RCフリークの熱いパドック●

こちらがピットエリアです。
選手たちが熱心にマシンを整備しています。
マシンをみるととにかくユニークなクルマが多い!
ただ速く走りを追求するだけでなく、ボディやシャシーにも拘りが入ってます。
TLやバスタブTBなども多く、どことなくホッとしますね。
この横にはサーキットショップがあり、
タミヤ、イーグル、パワーズなど各メーカーを取り扱っていました。



■上越RCフリークのマシンウォッチング■

●いきなり登場ストラーダ●


会場に入るといきなりストラーダがお出迎え。
マシンセッティングに余念がありませんでした。
レース中は100分の1秒を争うなかで
「ストラーダ、ピットイン!」の掛け声を合図に変形します。(もぐラーダに変形
2度の変形の間にレースは終了し、
会場は爆笑の渦...じゃなくて感動の涙に包まれました。




●ビートルボディはエキスパートの証●

サーキットではビートルが物凄い勢いでサーキットを走っています。
実はチャンピオンになったドライバーはこのボディの装着が義務付けられているのです。
さすがにコースを知り尽くした上級選手だけに、限界一杯で走らせるテクニックに感動。
「でも走りににくいんだよね。」とは選手たちの弁。




●MCサーキット最速は、ベーシックなTL01●

このサーキット最速を誇るのが青ドンのTL01.
もちろんビートルボディで驚異的な走りを見せてくれます。
ロングスパンにリヤはギアデフのセッティング。
タイヤはシミズのD20です。




●電飾ミニのオンパレード。上越はMシャシーも熱い!!!●
ワゴンRは4台体制でバトルしてました。スバラシイ!
こちらのGTRも電飾です。けっこう速かった。
HPIのミニクーパー。前後のスポイラーがそそられます。
ミニクラスも大人気!このクラスは18台のエントリーがあり、
予選も9台同時走行で、激戦でした。
とにかくコミカルなスタイルですが、レースはまさに格闘技。
マカオGPのような接戦で、
レースをしていても、見ているだけでも、熱くなること間違いなし。
また地元選手も速い!ワタクシはついていくだけでも精一杯。
マシンセッティングも海王丸とはまったく違うセットに戸惑ってしまいました。




●話題のレジェンドカー●


レース参加車両ではありませんが、会場の片隅にポツンといた
今話題の超ベーシックマシン、ボーリンクのレジェンドカーです。
このサーキットの雰囲気にもピッタリかな。
こんなカテゴリーのクラスが普及するといいですね。




■地元選手強し!上越レーサーの接近戦バトル■


予選グリッド。マシンもいろんな種類があって見ていても楽しいです。
空力重視よりも、拘りのボディのレースを楽しむ。
それが上越流なんですね。
手間にいるのは更けだクンのG32GTR、TA02シャシーです。



Fクラスの決勝グリッド。
予選2位はなんと6輪タイレル。
レース中はトップをリードする快走を見せました。
特にタイレルはコーナリングが以外にスムーズで、
おそらくドライバーのテクニックも相当なものだと思います。
また他の選手もF−1セットはかなり詰めていて、
レベルも高く接近したレースが展開していました。


モーターはヨコモプロストック27ターンをギヤレシオ6.5で使用。
これがまったりとしたスピードで、接近したバトルが楽しめます。
このモーターには印鑑が押されており、
MCサーキット公認モーターとなっています。
またエコーのレジェンド用モーターも公認アイテムのようです。




■Mクラスでレースに挑戦!しかし玉砕...■

上越での初レースはMクラスで参加しました。
皆さんからの情報を聞いたところによると、
初心者向けレースなのであまり本格的装備をせず、
気楽に行こうよ!ということになり荷物も超軽装。
プロポとバッテリー、充電器とドライバー2〜3本だけです。
まあそれでもなんとかなるだろうと思っていたのですが、
しかし予想に反してレースは極めてハイレベルな争いになったのです。

セッティングは路面温度が低いので、転倒しにくい安全パイセットで行きました。
ところがこれまた予想に反して路面グリップは良好。
マシンはド安定で、まったく曲がりません。
急遽ベストセットで行こうと思ったのですが
地元選手の話をあつめると、
いつもとはまったく逆のセットであることが分かり、てんやわんや。
部品もほとんど用意していないため、できることと出来ないことがあるので、
妥協点を念頭に置きながらマシンセットしていきます。
練習、予選、決勝とすべてセットが変わり苦労しました。
2ヒート行われた予選ですが、地元選手にまったく太刀打ちできず、
予選結果は6番手に沈みました。ワタクシもこんな経験は初めてで、
上越ドライバーがいかに速いかを痛感したのです。

もちろんコースに慣れない、セットが合わないということもありますが、
レース結果はそれだけが問題でないことは良く分かっています。


操縦台後ろのパドックでメンテナンスするM03です。
とにかく荷物は無い、パーツは無い。
リヤトーインがついていたのでリヤが粘りすぎ、タイムが出ません。
地元の選手からアップライトを借りてなんとか走りました。
青ドンさんに感謝!
ただ今度は安定感を欠いてしまいましたので、キャンバーやバネなど細かい部分を変更します。

結局、セットデータはこれがベストだったようです。
ダンパーF CVAスーパーミニ#1000 青バネ キャンバー1.5
     R CVAスーパーミニ#1000 黄バネ キャンバー0.5
タイヤ 60DファイバーモールドスリックタイプA
インナー インナースポンジハード
スタビライザー 前後なし
ピ二オンギヤ 20枚
リヤトーイン 0(キットノーマル)
ギヤデフ+アンチウエアグリス

しかし部品不足で実際にこのセットでは走行していませんが、、、



決勝レースは急遽逆周りとなり我々には有利な展開になりました。
しかしワタクシはスタートでパイロンに乗り上げコースアウト。
順位を最下位に落とし、そこから追い上げを開始します。
予想通り、地元選手は慣れないコースに苦戦して、
ペースが落ち、安定性が欠いています。
とにかくワタクシは全開でコースを攻めて行くことにしました。
次々とマシンをパスし、順位を上げて行きますが、
レースはホントに格闘技。
ぶつからないように譲ったり、待ったりすると
すかさず魚雷を食らってしまいます。
そのためなるべくパワーは入れた状態にして、
インがあいたらとにかく飛び込む!というのが一番安全な走りだったりします。
アナウンスではなんとワタクシがトップとのこと。
しかし実は計測ミスで一周多くカウントしており、正確には違います。
(序盤でのコースアウト、実は計測ポイントで起きたためです)
正確な結果は3位に玉砕しました。
しかし、この結果は逆周りという我々に有利な状態だったのでこの順位。
もしまともにレースが進んでいたら、
おそらく後ろから数えたほうが早い結果だったと思います。

富山だけがミニレース層が厚いのかと思ったら大間違い。
上越にも速いドライバーはゴロゴロしていることが分かりました。

次回はもう少し練習してレースに挑みたい、
そう思えるほど熱いミニレースでした。

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