■平成15年度JMRCA全日本選手権■
ツーリングカーエキスパートクラス

2003年9月13〜15日
石川県尾口村 白山一里野RCプラザ

RCカーの中で、もっとも高い技術が要求されるカテゴリーが
ツーリングカーエキスパートクラスです。
日本はもちろん、海外でも活躍する世界屈指の一流ドライバーがその技術を競います。
また、メーカーも最高のマシンを投入し、威信をかけて激しいバトルを展開するのです。
ラジコンといえどもそこは真剣勝負の世界。
実車のF-1マシンみたいな本格的なレースなのです。

こちらが会場の白山一里野RCプラザです。
ワタクシの自宅から2時間ほどのところにあります。
アスファルトの粒がとても細かく、
RCカーが走行する路面としては最高のものを使っているそうです。
コースはとにかく大きく、
会場の外周をたくさんのギャラリーが囲んでいます。
しかし、コースの外は通路が狭い上、
強い傾斜になっているので、人の往来はちょっときつかったです。
ワタクシとすれ違いで3人の人が落っこちました(笑
ゴメンナサイ・・・
こちらは金沢のドライバー、ゴッド酒井選手のマシンです。
以前はいっしょにタミヤグランプリで走った仲間でしたが、
2年前、スポーツマンクラスでAファイナリストとなり、
今ではこういったビッグレースに参加しています。
昔からそうでしたが、すご〜い速い選手です。
荒れるレースを冷静に走りぬき、
メイン2位でゴール!
サイドバイサイドの接近戦。
操縦台から一番離れたところなのですが、
豆粒にしか見えないマシンをよくコントロールするもんだと感心。
これでぶつからないから、エキスパートクラスはすごい。
アウト側からオーバーテイクしていくのは、
地元石川県のドライバー、松村選手です。
ほとんどのレースはこのような接近したバトルが続きます。
そう簡単にぶっちぎりで逃げれるレースは少ないですね。
8分レースになって走行時間が長くなったので、
モーターからのカン高い音が聞けなくなりました。
それでもかなりのスピードを維持して走ります。
TRFの前住選手のマシン。
スタートのアクシデントで最後尾となりましたが、
そこから徐々に追い上げを開始。
今のところ3番手につけています。
そしてレース中盤、トップにたち、
メイン優勝をきめてくれました。
富山のエースといえば高木選手。
三浦選手や鈴木選手などの日本の一流選手と
一歩も引かないすばらしいレースを見せてくれました。
常に攻め続ける積極的な走りは、
見ているこちらも熱くなります。
高木選手は新しいスカイラインボディでレースに参加。
メイン2位でフィニッシュしました。
世界チャンピオン、スリカーン選手が出走するクラスです。
世界の走りを一目見ようと、
コースサイドにはたくさんの人が集まります。
レース序盤、先行する2台がクラッシュして、
あっさりトップにたったスリカーン選手。
その走りはスバラシイの一言。
今回のコースは攻略が難しく、
一定のラインやリズムで走るのが難しいようです。
そんななかスリカーン選手の走りは抜群に安定しており、
タイヤをこじらないように、
スムーズにドライブしていたのが印象的でした。
そして・・・・
今年すごかたのは広阪正美選手です。
彼のドライブするMR4TC-SDは、異次元のコーナリング!
ワタクシはシケインを真横から見ていたのですが、
ロール、失速まるで無し。
「ここって直線だっけ??」という感じで
猛スピードで抜けていきます。
ハッキリ言って、この走りには衝撃を受けました。
後方から迫る原選手のRS4PRO4。
ベストラップをマークして、広阪選手に迫ろうという勢いですが、
終盤で手痛いミスを喫してしまいます。
ギャラリーの前を加速していく広阪選手のマシン。
操縦台の様子。
今回のレースには謎の外国人、
アンドレアス選手(左から4番目)が初参戦でAファイナルへ進出。
会場では人気者で、応援の声もあちこちで。
左端の選手のスペーサーの高さが気になる・・・
ワタクシはお昼過ぎに会場入りしたため、
2ヒートで優勝が決着したこともしらず、
広阪選手に合ったときに普通に「オハヨウゴザイマス」
と挨拶しただけでした。
あの時点ですでに決着がついていたのね・・・
ということは、ワタクシはとんでもなくそっけない挨拶だったのです。
広阪選手、ゴメンナサイ・・・
そして3連覇優勝おめでとう!
原選手のPRO4。
もうすぐ世の中にデビューします。
おそらく、このレースで得た技術も、
我々が購入できるマシンにも注がれることになります。
その走りに期待ですね。
すべてのレースが終了し、
車検を受けている広阪選手のマシン。



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