■ダイナミックなオフロードカー■


荒れた大地を自由自在に走行できる
オフロードカーは古くからRCフリークに親しまれ
根強い人気があります。

ジャンプやドリフトなど、操縦テクニックを駆使して
オフロードサーキットを攻略する楽しさは
ツーリングカーにはない魅力にあふれています。

タイヤは表面に細かいスパイクがあり、
滑りやすい路面でもグリップ力を高めています。
マシンの構成は長いサスペンションアームに
しなやかなダンパースプリングがあり、
路面からの激しい凹凸を吸収します。

クラスはおおまかに二つに分かれ
繊細なテクニックが要求される2WDと
ダッシュ力に優れる4DWの駆動方式があります。
どちらもそれぞれ特徴があり、面白さも違います。

このコーナーではバギーの楽しさについてご紹介します。
ダイナミックな走行シーンや、マシンメカニズムなど
オフロードカーの秘密に迫ってみました。




これがオフロードコース全景です。
このサーキットは富山県滑川市にあるツインホビーインドア・オフロードサーキットで、
複合ジャンプやヘアピンコーナーなどダイナミックな走行を満喫できるように工夫されています。
インフィールドは太い塩ビパイプで仕切られていて、マシンのダメージを抑えている配慮。
路面はダートといってもRCの走行に適した、かなり固い土でできていました。
コースは1周100メートルくらいでしょうか。かなり本格的に楽しめる設備が整っています。




■バギーの構造■
一番人気はシンプルな構造の2WDクラス。
このカテゴリーでも実力No.1がアソシ製です。

マシンのデザインは非常に洗練されていて
各部のデザインは一切のムダがありません。
長年の研究ノウハウが随所にこめられていて
他社製マシンもこれに似た
デザインとなっています。
ギヤケース部分です。
駆動力を稼ぐため、
モーターはリヤオーバーハングに搭載。
またスリッパークラッチという
トラクションコントロールが装備されていて
滑りやすい路面での安定性を高めたり、
駆動部分を保護します。
サスペンションは超ロングストローク。
ダンパーもツーリングカーの倍はあります。
サスペンションも斜めに取りつけていて
路面の衝撃をしなやかに吸収する設計です。
少しでもサスペンションを長く取るため、
フロントバルクヘッドは極端に細められ、
機能美を感じさせるところではないでしょうか。
バッテリーは2WDの場合、
中央に縦積みされています。
これはロールを減らしながら
加減速で荷重移動をすばやく行えるよう
レイアウトしているのです。
バッテリーは安定したパンチのあるニッカドが
まだまだ主流のようです。
コンパクトな駆動部分。
ステルスミッションと呼ばれる
ギヤケースはとても小さく、
ムダな贅肉はすべてそぎ落としています。
タイヤには細かいスパイクが
無数にあるのが見えるでしょうか。
タイヤはとても柔らかく、
いかにもグリップが高そうです。
こちらはビックタイヤが特徴の
モンスタートラックです。
日本では全国規模のイベントが
開催されていませんが
安定した走りと、魅力的なスタイルで
なかなか人気のマシンです。
コースによってはレーシングバギーよりも
速く走れるとか。
ワタクシも個人的に気に入ってます。
JMRCAでもトラッククラスが新設されたら
バギー人気も上がってくるのでは?
ズラリとスタートラインに並んだ
4WDクラスの各マシン。

レーザーやドッグファイター、ロッシなどが
主流となっています。
4輪駆動ならではのトラクションを活かして
すごい勢いで加速していきます。
駆動が複雑なぶん、メンテナンスも大変だとか。
こちらは2WDクラス。
アルティマやアソシなど
多彩なマシンが揃いますが
手前のマシンはなんと改造グラスホッパー。
西永氏の四独ホッパーが現在の技術で復活。
ジャンプはさすがに苦手なようでしたが
往年のスタイルを残しながら走行する姿に
ギャラリーも注目していました。




■オフロードを楽しむフリークたち■

レースは予想外のアクシデントも多く、
操縦する選手も必死。
転倒をさけて安全策で走る選手、
ジャンプも全開で攻める選手など
走り方は人それぞれ。
しかし、なんとなく楽しんでいる雰囲気が
どこからともなく伝わってきます。
オンロードにはない楽しさが
バギーにあるようですね。
レース出走直前のドライバー。
余裕の笑顔で出陣します。
今日は数年振りにバギーレースに
挑戦するとの事。
ジャンプ攻略に苦戦し、厳しい予選でしたが
接戦の決勝ヒートでは、自分の思い描いた
レースができて、満足してました。




■迫力の走行シーン■

ジャンプでの接近バトル!
先行するマシンはすでに着地を終了。
後方からライバルが追ってきます。
なかには2台並走するシーンもあり、
デッドヒートとなるとレースの行く末を見守る
ギャラリーからも歓声があがります。
復活の名車、京商アルティマType-R。
綺麗にジャンプを決めています。
さあ次はジャンプの着地地点へ
スロットルをコントロールし、
マシンのノーズを下げて行きます。
はたして着地は決まるか!?
小さなジャンプの向こうには
すぐにヘアピンカーブが待っています。
前輪が浮いたらすかさずステアリングを切り、
コーナリングに備えます。
コーナーを攻めるアソシRC10T3。
トラックはタイヤが大きいのでグリップが高く
安定した走りができます。
スタイルもなかなか決まってます。
アッ!ジャンプ失敗、頭を上げすぎた!
マシンは姿勢を崩し、あらぬ方向へ・・・

作成2002.1.29

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