■デジQフォーミュラー■

このトヨタF−1のRCカーは43分の1スケールで、
まるでダイキャストカーと見間違えそうなリアルな仕上がりですよね。
これはテレビゲームメーカーであるコナミがリリースする待望の新商品なのです。

チョロQでもおなじみのタカラから、赤外線コントロール、マイクロIRを採用した
「デジQ」という超小型サイズRCカー(この場合リモコンカーというのかな?)
を発売していましたが、このOEMを受けて「デジQフォーミュラー」をコナミが発売することになりました。

RC装置のメカニズムは基本的にデジQと同じく、
左右それぞれに搭載したモーターの左右回転差を利用してコーナリングするのですが、
スケール感を損なわないように、ちゃんとタイヤがステアしています。
またRC装置にはゲームメーカーらしい斬新なシステムを取り入れているのです。

F−1ファンにはこの冬のインドアRCシーズンに
思わず欲しい!とうなってしまうような魅力的な商品ですが、
さっそくこの新しいRCカーを解説して行きましょう!

こちらがパッケージです。
透明のケースからはリアルなF−1を見ることができます。
この他にもジョーダン、ウイリアムズ、フェラーリーと、
人気F−1車種をラインナップしているのです。
サイドビューです。
普通のデジQと違うのは、一目でご覧の通り、
F−1の流麗なスタイルをリアルに再現したことです。
コミカルなディフォルメもいいですが、
大人としてはこういった商品のほうが嬉しいですね。
デジQよりももちろん大きくなっていますが、
43分の1は十分小さいです。
赤外線コントロールなので、
従来のラジオコントロールのようにアンテナがありません。
代りに赤外線の受光部があるのです。
ドライバーのちょうどハンドルにあたる部分にセンサーがあります。
丸い球体のようなものがあるのがわかりますか?
写真を見てのとおり、ほとんど気になりません。
こちらがリヤ部分。
モーターはシャシーに対して低く水平に2個マウントされ、
左右の回転差でコーナリングします。
ちょっと走り指向にはイマイチかな〜って部分も有りますが、
リアルなスタイルをこのサイズで再現したのは立派ですね。
ホイルもかなり凝ってます。
注目のフロントまわり。

フロントサスとアップライトはかなり斬新な作りで
ステアリングは左右にフリーで動きます。
普通のデジQと違うのはここにあり、
リヤに搭載されたモーターの回転差で
ステアできるようになっています。
アップライトのトレールの付け方や、
タイロッドの取り回しなど、興味深いものがあります。
フロントタイヤのロールしている様子がわかりますか?
このようにフロントサスペンションは
ロール方向に動く当になっています。
いわゆる「ツイッカーサスペンション」を採用しているわけですね。
その昔、8分の1エンジンカーにも使われていました。
もう20年以上前かな?
さて、なんといってもスバラシイのがこの送信機。
ちょっと並みの機能ではありませんよ!
まるで双葉の3PKぽさがトイラジの次元を超えてます。
ステアリングバランス、トップスピード、
そして転がり抵抗まで(!)その他いろんな機能がありますが、
雑誌やHPで紹介される暗証番号を入力すると、
いろんな特性のデーターを取り出せるのです。
またレースモードでは本物のF−1レースのように、
数周ごとにピットインしないと
徐々にペースが落ちる仕組みになっていたり
ゲームメーカーらしいアイデアが光ります。
スイッチの切り替えで送信機のバンドが
四段階に切り替えできます。
デジQフォーミュラーはぜんぶで4バンドあり、
別売りの車両セット購入でも、送信機一つ持っていれば
遊べるようになっています。
こちらが赤外線を発射するセンサーになっています。
ここに障害物があると車は動きません。
あと、走行可能角度というのがあって、
なるべくセンサーを車に向けるようにするのがコツです。
な〜んと、スペアのウイングまでセットされていました。
ヤル気マンマンだな〜
充電は送信機にセットして行います。
10分間の充電で10分の走行ができます。
マイクロIRについての公式サイトはこちらです。


どうです?デジQフォーミュラー。みなさんも欲しくなったでしょう。
価格は送信機も含めたフルセットで7980円!この価格には驚きですね。
RC専門メーカーもやばいっす。
リアルなボディ、高機能な送信機、超小型サイズと、かなり魅力的なマシンであります。
この寒い冬は、インドアでF−1レースが楽しいかも。



作成2002.11.23

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