■なつかしの京商 GP−10■
GPツーリングカーの元祖
ゆる〜いエンジンカーで遊んでみる。

1990年はスケールカーブームでした。
タミヤのF−1やツーリングカーがものすごい人気で、
現在RCカーの主流になっています。
そんな中、エンジンツーリングカーの元祖となったが、この京商GP−10です。
こちらもすごいブームになって、オプションパーツが山ほど売っていたし、
レースも全国各地で開催されていたほどでした。
エンジンツーリングカーは今では超過激なマシンとなり、
ワタクシには遠い存在となってしまいましたが・・・


実はワタクシも過去にこのキットは2台も手がけました。
一台目は会社の人から作ってくれとたのまれて、
組み立てからブレークイン、さらにはセッティングと、
結局持ち主より製作者のワタクシのほうがたくさん走らせていました。
そのときは、エンジンカーのスピードと迫力に圧倒されていましたが、
今のレベルではゆるいエンジンカー以外のなにものでもありません(笑)


2台目はクロスランドラジコン大会の景品で当たりました。
少し走らせてすぐに弟にあげちゃいましたが。
実家に帰ったときに兄弟一緒に走らせて、よい思い出になりました。


そんなこんなでおなじキットの3台目がふたたびワタクシの手元に。

ボディはカルソニックスカイラインGT−Rです。
なつかしい〜。このキットを作った人、世の中にたくさんいるんでしょうねぇ。
定価は32000円で、OS製のリコイルスターター付エンジンも装備されています。




箱の中身はこんな感じ。
すごいのはプラグヒーターやチョークポンプなどのエンジン始動セットまで付いてました。




フレーム部分は完成済みなので、製作はラクチンでした。





バンパーを外すと金属製のリングギヤが見えました。
グリスが塗っていないので、グリスアップ。





エンジンを止めるネジはタミヤの六角ボルトに交換し、
ネジ止め剤をたっぷり塗りました。




エンジンはキャップスクリューとスプリングワッシャーでガッチリ固定。
もちろんネジ止め剤も塗って、緩まないようにしました。
スパーギヤを破損させないためです。(壊れたらスペアはないのだ〜)





自分で工夫したパーツがこれです。



ボディの切れ端で作ったオイルキャッチャー
OS10FPエンジンは、パイロットシャフトからオイル漏れがひどいので、
車体を汚さないようカバーしたのです。
当時もこれに気がついていたらなぁ・・・



純正オプションの受信機カバー。
これたぶん当時買ったもので、ジャンク箱に眠っていたものです。
せっかくなのでGP−10に使います。
このクルマには似合うかな。





で、完成したシャーシです。
製作時間は2〜3時間くらい。
すご〜く簡単にできました。
当時は斬新なメカだと思っていましたが、
今あらためて見ると、レトロチック全開です。





ゆる〜い感じがでてますねぇ。




フロントサスはえらいダンパーを寝かしてます。
元はバギーがベースのキットなので、
オンロードはダンパー寝かしがベスト!と思ってたのかな。




このボディマウントがなつかしい。
カムロック式で、ワンタッチで固定できるスグレモノ。
これは今のラジコンにもほしいな。





タイヤはトレッドパターンもリアルなポテンザRE61。
でも、えらくカチンコチンでグリップしそうもないのですが、
適度なスライド走行と、前後バランスのよいタイヤでした。
意外!!





笑わせたのがセンターデフ!当時はハイテクメカだったんですね〜コレが。
スパーギヤの中にデフギヤが仕込んであり、変な走りをします。
でも、このゆるいスピード領域では、あってもなくても関係なしかな。
燃料タンクは醤油のビンみたいに、ねじこむフタが付いてます。
耐久レースは出れません。(笑)
ピアノ線を曲げたリンゲージは、後でひと工夫加えました。





おもしろメカはこんなところにも。
スロットルの開度に応じて、排気バルブも開閉します。
右側のスロットルレバーとリンクされているのがわかりますか?
説明図では消音効果を高めるためだそうです。
低速域のトルクが太るかもね。





実は、ワタクシが気に入っているポイントがココ。
シャフトドライブなのに、ベルトドライブなんです。
エンジンを車体のど真ん中に置くため、プロペラシャフトは右側にオフセット。
そこからベルトを通して、前後のデフに駆動を伝えます。
重量バランスがよく、左右でクセのないハンドリングになるわけです。
ただ、ハイパワーエンジンを搭載すると、このベルトは一発でご臨終です。
でも、ワタクシはこのマシンには「ぬるい走り」を求めているのでまったく無問題。





さっそくエンジンの慣らしをしま〜す。
ニードルを3回転ほど開き、リコイルを引きます。
固てぇ〜
かなりオーバーチョーク気味になります。
プラグを見たらNo.8。あれれ、3番じゃないのぉ〜。
とりあえず一度2回転にして、ぶいいっと始動したところでふたたび3回転に戻します。


サトちゃんコメント
最初はエンジンがかかりにくいので、
プラグはOSのNo.3ではじめると始動しやすいと思います。
リコイルは、20センチ程度だけリズミカルに引いてください。
引きすぎはリコイル壊すので要注意。
たくさん引けばかかるというわけではないので・・・




ぶいろろろ〜
向かい風で止まりそうな勢いでゆっくり走ります。
これで全開なんですけど・・・
最初の1タンクはあっというまに終わりました。
2回目以降から、エンジンはずいぶん始動が楽になりました。
次は2回転半でワンタンク走り切り、
3タンク目から2〜3分ごとに15度くらい絞っていきます。




4タンク目から、最終仕上げ。
ニードルのベストセットを出していきます。
ストレート区間を使って、最高速がでるポイントを探っていきます。
一回転と4分の3ほどでピークが出たようで、これ以上は息継ぎしてすぐにエンジンが止まります。
安全パイを取って、2回転でやめときました。
燃費とパワーのバランスはこのあたりがいいかんじでした。



サトちゃんコメント
ニードル調整は、状況によって微妙に違います。
エンジンの個体差、燃料の質、天候など。
ニードルの回転は、ある程度目安にして、あとは実際に走って試したほうが確実です。
とりあえず、絞りすぎだけには要注意。
オーバーヒートしてエンジンがダメになっちゃいます。



慣らしが終わったら激走り!

懐かしいGP−10の走り!
ゆるい走りに癒される、まさにナイトロ癒し系
コーナーでちょっと無理目に突っ込んでブレーキをかけるとドリフトっぽく抜けていくし、
加速ではノーズが上がり、ブレーキングでダイブする。すご〜くかっこよく走ります。
サスが柔らかいのでコーナリングでロールしますが、さらに本物っぽいロール感を出すために、
サスペンションの調整ビスでちょうど良いところを見つけます。





さらに激チューニングしてみた!

ピアノ線を曲げたリンゲージが、なよなよしてるので、
スロットルの位置が安定しません。
とくに最スローが出ず、スロットルを戻しても回転が上がり気味になることも。
激走りにくいので曲げの部分を輪ゴムでグルグル巻きにして、ガッチリ強化。
クイック・スロトッル・レスポンス・システム(QSRS)を新採用。





ボディのフロント部分がバタつくので、ウレタンパッドを追加。
これがちょうどバンパーの先端にあたり、空力での変形を激押さえ気味の方向へ。





サスペンションが沈み込むと激トーアウトが付くので、
アップライトの取り回しを下側に換えてみた。
以前は「あ、やべっ」となっていたのが、「きまったぁ〜」に変わります。

どんなの?




自分好みのGP−10に仕上がった!
あまりにも面白いので、クロスランドの中継ぎ陣に採用しよう。
打倒FW−05!(むりむり)




速さとはまったく無縁のマシンですが、
あのころの楽しかった思い出が蘇ります。
エンジンのサウンド、実車あふれるハンドリング、おもしろいメカニズム。
かつてはGP−10好きだった、一部のみなさんにも楽しんでいただけたら幸いです。


総括
エンジンカーはゆるめで行こう



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