TT−01シャーシで、決める脅威の滑走性能
■軟骨ドリフト■

軟骨はドリフトに不向き・・・そんなふうに言われているらしいのですが、
いえいえ、そんなことはありません!
ちょっとした一工夫を加えるだけで、軟骨がスーパードリフトマシンに変身するんです。
ワタクシが数々のテストデーターで得られたドリフトノウハウを公開します。

ボディはお気に入りのFD3Sです。
いろんなコンテストやイベントでも使っています。




こちらが軟骨ドリフト仕様です。
まずドリフトするためのおおまかなポイントから紹介します。




ポイント1
なにはともあれドリフトタイヤ


まず、スタートはここからですね。
ドリフトするためには、専用のドリフトタイヤが必要になります。
キット標準のタイヤと比較すると、とても固く、ゴムや樹脂(プラスチック)などの素材でできています。
さまざまなドリフトタイヤがありますが、まずは樹脂系のドリフトタイヤがお勧めです。
タイヤさえ交換してしまえば、その他がキットノーマルでも、とりあえずはドリフトしてくれます。



ポイント2
デフロック+ワンウェイの駆動系


軟骨でドリフトするには、フロントワンウェイ+リヤデフロックが基本です。
ノーマルではドリフトのキッカケ作りがやや難しく、飛距離(スライドしていく長さ)が短いのです。
デフロックの方法は、キット付属のデフに接着剤などを流し込んで固めるのが簡単です。
エポキシ接着剤や、ゴム系接着剤、木工用ボンドなどが有効です。

フロントワンウェイはタミヤから純正オプションで発売しているのでそちらを利用すると良いでしょう。

OP671 TT−01フロントワンウェイユニット 価格3800円

他にもいろんな組み合わせがありますが、
セッティングが簡単で確実なワンウェイ+デフロックはお勧めです。




ポイント3
フロントバンパーにオモリ装着


フロントには、実車用のホイルバランサーに使うオモリを75g搭載しています。
ワタクシが命名した「ウエイトあや」は効果バツグンです。
フロントに荷重を乗せることで、高速コーナリングで遠心力が働き、リヤが唐突に出ないようになります。
先にリヤが出てしまうと、ドリフトの姿勢作りができにくいのです。
また、ブレーキング時にフロント荷重をのせやすくします。
最初はこんなもので効果があるのかと半信半疑でしたが、あまりの違いにビックリ。もう手放せません。
さらに重さを変えるなど、いろいろとセッティングしても面白いかと思います。






ウエイトあやはバンパーの先端に取り付けることで、さらに効果がアップ!



以上3つのポイントを抑えておけば、ドリフトの基本はマスターできると思います。
あとは別にどうでもいい・・・・ではなく、奥深いドリフトセッティングの仕上げに入ります。




モーターとギヤレシオ

モーターはプロストック35ターンを使用し、燃費の向上と扱いやすさを追及しました。
また、モーターの発熱を抑えるため、アルミヒートシンクを装着しています。
ドリフトは一度はじめると病み付きになって、ついつい連続走行しちゃいますからね。

狭い場所でドリフトするときは低速ギヤ(ピニオン22T:スパー61T)
高速で豪快にドリフトしたいときは高速ギヤ(ピニオン25T:スパー55T)
くらいにセッティングしています。
でも、キットに取り付けられる範囲であれば、どのギヤであってもドリフトは十分に可能です。

アンプは現在は前進専用のキーエンスA01を装着していますが、
ドリフトはミスする可能性が多いので、フェンスに引っかかっても自力脱出できるバック付がお勧めです。
近日中にフラッシュ・ドリフトに変更予定です。
使用するモーターにもよりますが、樹脂タイヤでドリフトするなら、特にスペックには拘らなくても大丈夫。
セットもののアンプでも、耐えれると思います。



自作ポリ管タイヤの弱点・・・

ホイルからズレるんですわ。
不便・・・・
一日の走行で何度もタイヤからはずれました。
やはりメーカー製がお勧めかな。



■サスセッティングはグリップ走行と変わらない?■

サスセッティングを突き詰めてみると、普通のグリップ走行と同じ状態がベストみたいです。
前後リバウンドは3〜5ミリ程度。(リヤを少し多めにセット)
スプリングはタミヤのOP440オンロードハードスプリングセットの中からチョイスしました。
(基本的にはフロントイエロー、リヤホワイトで走ることが多い)
普通、ドリフトはやわらかなスプリングを使うはずなのですが、
軟らかいとリヤの流れが唐突で、なおかつ接地感がありません。
でも、これは自分が走らせたコースがたまたまそうだったのかもしれませんね。



こんな感じで軟骨ドリフトの可能性は十分にあります。
TT−01シャシーを持っていて、思ったようなドリフトが決まらないなんて方はぜひ参考にしてみてください。
でも、あくまで自己責任でね。




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